毎年いただく年賀状、せっかくいただいたので、捨てようにもに捨てられず、気が付けば1000枚以上溜まってる!なんてこともあると思います。
いざ捨てるにしても、個人情報が載っているので、簡単に燃えるゴミに出すわけにはいきませんよね。
ここでは、そんな大量に溜まってしまった年賀状を個人情報を保護しつつ簡単に捨てる方法をご紹介していきます。
年賀状を処分する方法にはどんな方法がある?
処分したい年賀状とはどのような年賀状がありますか?
毎年いただく年賀状(使用済み)や、自分が購入したが、書き損じたり印刷ミスした年賀状(未使用)があると思います。
それぞれの処分方法を見ていきましょう。
使用済み年賀状の場合
使用済みの年賀状を処分する方法は大きく分けて次のような方法があります。
・燃えるゴミの日に出す
・回収ボックスに出す
・どんど焼きで焼く
・回収サービスを利用する
未使用の場合
買い損じや印刷ミス、折れ曲がってしまって使用できなかった古い年賀状は、手数料を払うと、郵便局で切手やはがきなどと交換してもらえます。
交換できるのは次のようなものがあります。
通常切手、普通はがき、郵便書簡、特定封筒(レターパック封筒やスマートレター封筒)
参考記事⇒書き損じても新しい年賀状に交換できる?期限や手数料は?
切手やはがきに交換しても使うことがない!という場合、交換したものを現金に換える方法もあります。
参考記事⇒年賀状の書き損じは換金できる?どこで現金に交換できる?
処分の仕方は?
ゴミの日に出す場合
燃えるゴミとして年賀状を出す場合、もらった相手の個人情報が載っている年賀状をそのままの状態で出せないですよね。
もし、自分が送った年賀状を、そのままの状態で燃えるゴミとして出されていたら、と思うとなんか気持ち悪くないですか?
名前や住所、写真といった個人情報は悪用される可能性があるので、第三者の手に渡らないように、責任をもって処分しないといけません。
燃えるゴミで出す場合、下記の方法があります。
・シュレッダーにかける
・細かく破る or ハサミで切る
・個人情報保護スタンプを使う
・ガムテープでぐるぐる巻きする
シュレッダーにかける方法は、個人情報を保護するという点に関して言えば最適なんですが、家庭用の安いシュレッダーだと1枚ずつしかできなかったり、まとめて細断できるシュレッダーは高額だったりというデメリットがあります。
細かく破ったりハサミで切る場合、最初は楽しいかもしれませんが、やってるとだんだんしんどくなってきて、処分する年賀状が大量にある場合は途中で挫折してしまう可能性のほうが高いので、現実的ではない。
個人情報保護スタンプは安いやつだと100円ぐらいから売ってます。個人情報の部分にスタンプするだけでいいのですが、これも量が大量にあるとしんどいですし、インクが切れるかもしれません。交換インクがあるタイプもありますが、そこまでしてスタンプを使うメリットはないでしょう。
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ガムテープでぐるぐる巻きにする方法は、よくネットで紹介されていますね。
だいたい30枚~50枚を重ねて、瞬間接着剤を流し込み、ガムテープでぐるぐる巻きして燃えるゴミで出す!という方法です。
捨てる年賀状が数百枚ていどなら大丈夫ですが、数千枚ともなると、この方法でも非常に大変です。
瞬間接着剤が大量に必要。
【ゴミの日に出すメリット】
・気軽に捨てられる
【デメリット】
・処分する年賀状が大量にある場合は手間がかかりすぎる
・捨てたゴミを漁られる心配がある
・道具を持っていない場合は買う必要がある
普通紙なら一気に100枚以上を細断できる業務用のシュレッダーもありますが、業務用なのでかなり高額です。
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年賀状の回収BOXに捨てる場合
個人情報書類回収BOXというのがあります。これは、ナチュラルローソンの一部店舗のみに設置されています。
年賀状などの郵便物やDM、明細書などの個人情報が含まれたものを、再生紙の原料としてリサイクルするために無料で回収してくれるサービスです。
【メリット】
・気軽に立ち寄れるコンビニで捨てられるのが便利
・リサイクルされるので地球にやさしい
【デメリット】
・ナチュラルローソンの一部の店舗にしか設置されていない
・大量の年賀状は回収BOXに入らない
という問題があるので、近くに回収BOXが置いてある店舗があって、処分する年賀状もそんなに多くない場合は便利ですね。
ちなみに郵便局には年賀状を回収してくれるサービスは無いので注意しましょう。
回収サービスを利用する場合
『機密書類廃棄サービス』というのがあります。
これは、個人情報を大量に取り扱う企業や個人事業主などを対象とした有料のサービスなんですが、個人でも利用できるところもあります。
このサービスの特徴は、送られてきた専用のダンボールに詰めて取りに来てもらうだけなので、非常に楽だということです。
処理の方法は、溶解処理とシュレッダー処理とがあります。
工場で処理されたのち、トイレットペーパーなどにリサイクルされるので、環境にもやさしく、個人情報が洩れる心配もないので非常に安心です。
参考記事⇒大量の個人情報書類を処分できる個人も使えるサービスは?
【メリット】
・専用ダンボールに詰めるだけなので、処分する年賀状が大量にあっても楽チン♪
・年賀状以外にも明細書や契約書なども一緒に出せる
・リサイクルされるので環境にやさしい
【デメリット】
・有料なのでお金がかかる
・申し込みや配送業者とのやり取りが必要
まとめ
捨てる年賀状が少量の場合は、個人情報を保護する処理をする手間はかかりますが、燃えるゴミに出すほうが気軽にできていいですが、大量にある場合は専門の業者にお願いするほうがおすすめです。
参考にしてください。