お年玉はどこまでの範囲まであげていますか?
お年玉をあげるのはどこまでっていう明確なルールがないので、
「なんとなくあげていた」
「あげるもんだと思ってた」
てな感じで、なんとなく遠い親戚にまでお年玉を渡している方もいます。
でも実際はどこまであげるのが常識なの?と疑問に思いますよね!
ここでは、お年玉をあげる範囲はどこまでなのか?親戚のはあげる?あげるなら相場はいくらぐらい?というのを見ていきましょう。
お年玉をあげる範囲はどこまで?
お年玉をあげる範囲は地域によってさまざまです。
田舎のほうの村で、周りが親戚だらけのところとか、おばあちゃんが超高齢で玄孫までいるような大家族とかは超大人数なので大変です。汗
お正月に会うケースと会わないケースもあると思うんですが、会う場合にあげる範囲はどこまでで、会わない場合はどーなのかを見ていきましょう。
お年玉をあげる子供の範囲は?
・自分の子供
「自分の子供にお年玉をあげていない」という家庭が、実は約半数ほどいるみたいです。
あげる場合、小さい頃は貯金してあげている方が多いみたいです。
生まれた時に子供名義の通帳を作って、毎年お年玉を貯金してあげている
・兄妹の子供
甥っ子・姪っ子には、9割以上があげているみたいです。
この統計結果からいくと、正月に甥や姪に会う場合はほぼお年玉をあげているんでしょうね。
逆にあげてないのは、「お正月に会わないから」というのが多いみたいです。
・親戚の子供
親戚の子供にも約3割の方があげているみたいです。
昔のように、お正月には親戚一同が実家に集ることが少なくなり、会わない事のほうが多いケースが増えているので、「親戚にはあげない!」というより、「会えばあげるけど、会わないからあげない」という考えが多くなってるみたいです。
・友達の子供
とくに親しい間柄で、普段から家族ぐるみで仲良くしている!正月にはどちらかの家にお邪魔する!お互い子供がいて年齢が近い!といった環境の場合は友達の子供にもお年玉をあげているケースが多いです。
独身の場合は、友達の子供にはあげない割合のほうが多い傾向にあります。
・子供の友達
一般的にはあげない
自分の子供がとくに仲良くしていて、しょっちゅう家に遊びに来るような子にはお年玉をあげる場合とあげない場合とがあります。
自分の子供と仲のいい子供にはお年玉をあげたいんですが、お年玉をあげると、向こうの親に気を使わせてしまう場合はあげないほうがいいです。
親のこともよく知っていて、親同士も仲がいい場合はあげてもいいんですが、お金が絡むとめんどくさいトラブルの原因にもなりかねないので、そこは身内と違い、気を使わせないように配慮する必要があります。
もし子供の友達にお年玉をあげる場合は、相手の親ともよく相談してから、判断してください。
何歳~いつまであげる?
各家庭によって考え方が違うので、これが正解!という答えはないんですが、3歳(幼稚園・保育園)~高校卒業までが一般的です。
0歳~あげている方もいますし、大学生でも8約割がお年玉をもらっています。
なかには、働くまで!といって、成人したニートにもあげているケースもあります。
基本、自分で受けとれて「ありがとう」と言えるようになってから渡す方が多いです。
親戚ならお年玉の相場はいくら?
もし、親戚にお年玉をあげるとしたら、金額的にどれくらい包めばいいんでしょう。
実際には、付き合いの深さや親戚間のルール、人数によっても金額は変わってきますが、世間での一般的なお年玉の相場はいくらぐらいなのかを見てみましょう。
赤ちゃん~幼稚園・保育園
一般的な相場は500円~2000円。とくに多いのが1000円です。
赤ちゃんの場合、孫ならお年玉をあげるケースがありますが、「親戚の子供にはあげない」という方がほとんどです。
もしあげる場合は500円~1000円、もしくは絵本やオモチャ、お菓子などでも喜びますよ。
幼稚園・保育園に入るころには「ありがとう」と言えるようになっているので、手渡しでお年玉をあげてください。
参考記事
小学生(低学年・高学年)
一般的な相場は低学年で1000円~3000円。とくに多いのが2000円。
高学年は、2000円~5000円。とくに多いのが3000円です。
しかし、親戚の数が多い場合、相場の金額ではかなりの負担になってしまいますよね。
相場の金額は決まりではなく、あくまでも目安なので、ぜんぜん無視しても大丈夫です。
なるべく負担が少なくあげれる金額に設定しましょう。
参考記事
中学生
一般的な相場は3000円~5000円。
中学生がもらう金額で一番多いのは、5000円です。
5000円を大人数にあげるのは、はっきり言ってムリですね。お金持ちじゃないと。
お年玉っていうのは気持ちなので、キツイ場合は1000円でもいいと思いますよ。
あげないよりはマシと思ってもらわないと(笑)
参考記事
高校生
一般的な相場は5000円~。
高校生は5000円が最も多いです。
バイトなんかをしている場合、もしかしたら自分より使えるお金が多いかもしれませんから、そんな場合はあげる必要ないですよね!
逆にお年玉欲しいぐらいです!
参考記事
高校生へのお年玉の平均金額は?7000円・8000円でもいい?
自分で決める親戚の子供にあげるお年玉のルール例
親戚の子供だからといって、無条件であげるのはおかしいですよね?
親しき中にも礼儀あり!
なので、子供に教育するためにも、自分の中で厳しいルールを決めておくのもいいですよ。
【例】
・「ありがとう」と言えない子供には次の年からあげない!
・親戚の集まりに来ない子供にはお年玉をあげない!
・小学生までナシ!小学生から義務教育の間だけあげる!
これぐらいのルールはあっていいと思います。
ただ、「部活でどおしても来れない…」とか、「受験前で猛勉強してるから」とか、頑張っている子供は特別免除してあげるとかしたほうがいいでしょうね。
そのかわり、お礼の電話をしてこなかったら次の年からあげない!というルールも付け加えときましょう。
まとめ
親戚間のルールと、世間一般の常識の範囲が、かけ離れている場合があります。
できるだけ柔軟に対応したいけど、昔から決まっているわけの分からないルールに従いたくない場合は「世間一般ではこーなんだよ」ということを教えてあげてください。
意外と柔軟に対応してくれるかもしれませんよ。