二世帯で住んでいる方へ年賀状を出すときの宛名ってどーしたらいいんでしょう?
郵便ポストが別々の場合は気にしなくてもいいんですが、郵人ポストが1つしかない場合や、親家族と子家族の両方に年賀状を出す場合など、連名で出してもいいの?という疑問もあると思います。
ここでは、二世帯住宅の方に年賀状を出す場合の宛名の書き方や出し方のマナーをご紹介します。
年賀状の宛名の書き方:二世帯住宅の場合
二世帯住宅と言っても色んなパターンが存在します。
- 寝室以外は全て共用しているのが「完全同居形」
- 生活する空間は分けるが、玄関や浴室など一部の設備を共用する「部分共用型」
- 玄関から生活空間まで、完全に分かれている「完全分離型」
1の「完全同居形」の場合は、ポストが1つしかない場合が多々あります。
2の「部分共用型」も1の同居型に似ていますが、コスト面をみて、部分的に共用できる箇所を作っただけの方が多いので、ポストは別々の場合が多いです。
3の「完全分離型」は完全に世帯が分かれているので、ポストは別々です。
同居型二世帯住宅の場合
普通の戸建てに二世帯が住んでいるだけの状態(いわゆる同居ですね)。
親家族と子家族の両方とお付き合いがある場合は、連名で宛名を書いてしまえば1枚の年賀状で済むんですが、それはやめておきましょう。
一緒に同居しているだけで、世帯は別々なので、年賀状の宛名は、親家族と子家族の両方にするのがマナーです。
親戚などで、今までA家族宛に年賀状を出していて、A家族の息子Aが結婚して世帯を持ち、A家族の家に同居した場合はどーしたらいいんでしょうか。
この場合は、息子Aと仲が良いなら親家族と息子家族の両方に年賀状を出したほうが良いですが、息子Aとは顔見知り程度だったら、今まで通りA家族宛に年賀状を出してもOKです。
部分共用型二世帯住宅の場合
このタイプは同居型とほぼ同じですね。
一緒に住んでいても世帯は別々なので、親家族と子家族は分けて年賀状の宛名を書きましょう。
完全分離型二世帯住宅の場合
このタイプは、住所は一緒でも完全に生活空間が分かれています。
マンションで隣に住んでいるようなイメージですね。
この場合は、「親世帯」と「子世帯」を別々に考えましょう。
親世帯と子世帯の両方とお付き合いがある場合は、両方別々に年賀状を出すのがマナーです。しかし片方しか付き合いがない場合は、片方だけに出すのが良いでしょう。
まとめ
親家族と子家族の両方とお付き合いがある場合、親戚などに多いパターンですが、この場合、姓が同じでポストが1つしかなかったとしても、宛名は別々にするのがマナーです。
2枚書くと年賀状が勿体ないからといって連名で1枚にまとめるのは失礼にあたるので、親戚だろうが知り合いだろうが、別々に書きましょう。
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