「お年玉っていつからあげるの?」
「お年玉っていつまであげるの?」
世間ではどーなのかを知らないと、いつからいつまであげるのかを決めにくいですよね?
けっこう自分の家庭の常識と、世間の常識にはズレがあったりしますので、当たり前だと思っていることが常識外れだったりして恥をかくかもしれません。
ここでは、世間ではお年玉をいつからいつまであげているのか、あげる範囲とお年玉の金額の相場などをご紹介していきます。
お年玉はいつからあげる?
赤ちゃんの時からあげる
赤ちゃんの時からお年玉をあげるべきだと思っている人は全体の20%ほどだそうです。
お年玉をもらっても分からないので、オモチャや絵本などを買ってあげる方が多いみたいですね。
あと、親に渡す場合は「子供のために何か買ってあげてね」という感じで渡すと思います。
この場合、もらう側として注意しないといけないことがあります。
「子供のために何か買ってあげてね」と言っていただいたお年玉は、子供のオモチャを買ったり、絵本や服など、子供のために使ってあげてください。
それを望んでお年玉を渡しているので、子供のために使ってあげないと、相手の気持ちを無視した形になるので失礼ですよね。
そして、「いただいたお年玉で○○を買いました。ありがとうございました。」と報告することも忘れないでくださいね。
「ありがとう」が言えるようになってから
子供によって成長の早さが違うので一概にはいえませんが、だいたい3歳ぐらいになったらハッキリと「ありがとう」と言えるようになっていると思います。
目安として、保育園の年少さんになったぐらいからですね。
私の周りでも、だいたいこれぐらいの年齢になってからお年玉をあげている家庭が多いみたいです。
「ありがとう」と言うお礼の練習?にもなりますよ。
小学生になってから
いちばん多いのは「小学生になってからお年玉をあげる」という方です。
小学生から「お金の価値を理解できるようになってくる」ということと、お金に対する教育も兼ねて小学生からに決めている方も多いです。
友だちと一緒に遊ぶオモチャやゲームなど、欲しいものもいっぱい増えてくるので、お年玉はめちゃくちゃ楽しみにしていますよね。
喜んでくれると、あげる側からしても嬉しいです♪
お年玉はいつまであげる?
成人するまで
子供たちが成人するまでにしておくと、みんな平等にお年玉をもらえるので「不公平感」がなくなります。
成人のお祝いも兼ねて、多めにあげるのが一般的です。
ただ、もらう側からすると、中学・高校を卒業して社会人になっていたり、バイトをしてある程度お金を稼げるようになっている場合、「なんか悪い気がする・・・」という気持ちになる子もいるでしょう。
ポイントは「子供たちが不公平にならないように」 ということなので、もらう側はあまり気にすることはないと思います。
学校を卒業するまで
逆にいうと「学生のうちはお年玉をあげる」ということです。
例えば、高校に進学しない場合は中学を卒業するまで、大学院まで進学する場合は大学院を卒業するまでもらえます。
「勉強やスポーツを頑張っている子供にはお年玉をあげたい」という方が多く、学生でもお金が必要なことが多いので、「頑張ってね」という意味も込めて渡している方が多いみたいです。
社会人になるまで
これには色んな考え方があるんですが、社会人になるまでという定義をはっきりさせる必要がありますね。
学校を卒業し、すぐに就職が決まって働ける場合はいいんですが、なかなか就職できない場合がありますよね。
こういった場合、学生ではないにしても収入がないわけですから、「お年玉ぐらいあげてもいいかな…」とも思いますし、「甘やかしすぎ!何でもいいから働け!」と思ったりもします。
親や祖父母なら、援助する感じでお年玉をあげるのもアリですが、親戚になると、ここまでお年玉をあげるという方は少ないでしょうね。
お年玉の相場はいくら?
一般的なお年玉の相場
赤ちゃん | 500円~1,000円 |
小学生未満 | 1,000円~2,000円 |
小学低学年 | 1,000円~3,000円 |
小学高学年 | 3,000円~5,000円 |
中学生 | 5,000円 |
高校生 | 5,000円~10,000円 |
大学生 | 10,000円 |
社会人 | 10,000円 |
相手との関係の深さによってお年玉の金額は変わりますが、だいたい一般的な金額は上の表の金額になります。
その中でも最も多い金額設定は
- 小学生未満:1,000円
- 小学低学年:2,000円
- 小学高学年:3,000円
- 中学生 :5,000円
- 高校生以上:10,000円
になります。
私も上記の金額を参考に、子供へのお年玉を決めています。
昔と違い、お年玉をもらえる親戚の数が減っているので、その分、一人頭の金額が少し増えている印象があります。
しかし総額的には、昔とそんなに大差はないみたいですよ。
まとめ
いかがでしたか?
お年玉をあげるのは小学生になってからがもっとも多く、大学まで行っている場合は大学卒業まであげているケースが多いみたいです。
お年玉の金額は、相場を参考にして、あまり負担にならないような金額にしてくださいね。