お正月、どーしても外せない用事があってお年玉を渡せない・・・
しかも預けて渡してもらうこともできない・・・という時、お年玉を楽しみにしている甥や姪にあげることができないのはツライですよね。
そんなときはお年玉を送ってあげるしか方法はないんですが、銀行振込ならやったことがあるけど、現金を、しかもポチ袋に入れたまま送るなんてやったことない!って方がほとんどだと思います。
そんな方のために、ここではお年玉を送るための方法や、お年玉の郵送の仕方や郵送に必要な料金、お年玉を送る場合の出す時期をご紹介していきます。
会えない時にお年玉を送る方法
お年玉を送る方法は一つしかありません。
郵便局の現金書留を利用します。
現金書留
現金を送付する場合専用の一般書留です。専用封筒はのし袋も入る大きさですから、お祝いを送るときにも便利です。
引用:http://www.post.japanpost.jp/service/fuka_service/kakitome/
現金を送るためには現金書留で送るしかないんですが、お祝儀袋やお香典袋などに入れた現金も送れるので便利です。
現金のみでも送れるんですが、やっぱりお年玉は、可愛いポチ袋に入れて送りたいですよね。
そんな場合は郵便局の現金書留を利用しましょう。てゆうか現金を送るにはこの方法しかないです。宅急便や通常郵便で送ることは法律で禁止されていますので、絶対にしてはいけませんよ。
もし、本当にお年玉のお金だけでいいんなら、銀行振込で送金するという方法もあるんですが・・・これはちょっと違いますよね。
お年玉を郵送する
前章ではお年玉を郵送する方法として現金書留があるということを書きましたが、現金書留で送るために必要な料金は、郵便局のホームページを見てもちょっとわかりにくいので、ここで分かりやすく説明します。
お年玉を郵送するのに必要な料金
【現金書留封筒】
まず、郵便局の窓口で、現金書留の封筒を購入しないといけません。大きさは2種類(現金封筒・大型現金封筒)があります。どちらも21円で購入できます。
お年玉の場合、ポチ袋にお金を折りたたんで入れるので、普通サイズの現金封筒で大丈夫です。
【基本料金】
・定形郵便物(25gまで)が1通の場合、基本料金は82円
・50gまでの場合は92円必要です。
ポチ袋の重さがだいたい1枚2~3g、重くても10gほどで、紙幣は1枚1g程度なので、よっぽど大金か重たいポチ袋をたくさん入れない限りは25gまでの料金で大丈夫です。
ちなみに100円玉や500円玉を入れる場合は重さに注意してください。
- 100円玉-4.8g
- 500円玉-7.0g
【現金書留料金】
現金書留で送る場合は、現金書留料金というのが必要になります。送る金額が1万円までは430円。以降、5000円ごとに10円加算。(上限50万円)
計算例:15000円の場合は440円、20000円は450円・・・50万円は1410円。
【最大50万円までの補償付き】
万が一相手に届かなかった、紛失したというケースでも保証がされます。
【郵便追跡システム利用可能!】
お問い合わせ番号を入力することで荷物の配達状況を確認できるサービスです。(無料)
~オプション~
【配達証明】
現金書留が受取人に配達されると、配達完了ハガキで通知してくれるサービスです。利用料金は310円。これはオプションなので、必要ない場合はつけなくてOKです。
【速達】
通常、差し出しが午後だった場合、配達は翌々日になるんですが、速達オプション(280円)を付けると、翌日の午後には届きます。
【配達日指定】
・平日指定31円
・休日指定210円
差し出し日の翌々日から10日以内の日にちを指定可能です。
【配達時間帯指定】
・利用料金:330円
午前・午後・夜間(17:00~21:00)の3区分から配達時間を指定可能。
【料金の計算方法】
例1:25gまでで1万円を送る場合、
基本料金25gまでが82円と、送る金額が1万円だと現金書留料金が430円なので
82円+430円=512円
例2:25gまでで1万円、速達と配達証明オプションを付けた場合、
基本料金82円と現金書留料金430円に、速達オプション料金280円と配達証明オプション料金310円を足して
82円+430円+280円+310円=1102円
※配達証明郵便は配達時間帯指定郵便と同時に指定できません。
お年玉を郵送できる場所
現金書留は郵便局の窓口でしか手続きができません。
【必要な物】
- 印鑑(シャチハタOKなくてもサインでOK)
- 送るもの
- 利用料金
やってはいけないお年玉の送り方
- 宅配便で送る
- 普通の封筒に入れて送る
- ポスト投函する
お年玉は郵便局の現金書留でしか送ることができません。
他の方法で現金を送った場合、万が一相手に届かなかったり紛失してしまったりしても、保証が受けられなるので絶対やめておいてくださいね。
お年玉を出す時期は?
できれば三が日の間に届くように送りたいですが、受け取る側の都合もありますので、三が日がムリな場合は松の内まで(1月7日、地域によっては1月15日)には届くように送ってあげてください。
相手の都合で松の内までもムリな場合は、お正月関係なくても送ってあげるか、もし会う機会があるなら、「お年玉遅くなってごめんね」といって渡してあげると喜んでくれますよ。
【現金書留が届く日数】
- 午前中に出せば、日本全国どこであっても、基本的には翌日に届く
- 午後になった場合は翌々日の配達(土日祝日も配達)
- 速達であれば差し出しが午後になっても、翌日午後に配達可能
- 配達日指定可能。
まとめ
今回はお年玉を送る方法をご紹介しました。
- お年玉は現金なので、現金書留で送る
- 宅急便や普通郵便では送れない(違法)
- 午前中に出せば翌日、午後なら翌々日に届く
あまりオプションをつけすぎると料金が高くなってしまいます。
つけても、早く届けたい場合は速達、相手の都合に合わせて届けたい場合は配達日指定ぐらいで十分だと思いますよ。
ぜひ参考にしてください。