日本は、他の国と比べても湿度の多い国と言われています。
一見、乾燥しているように思える秋冬でも、お部屋の中は湿気がこもりやすい状況!
天気が悪いと、部屋干しをする方も多いと思います。
その洗濯物の微量の水分が、蒸発できず部屋に溜まって湿気の原因になるんですよね^^;
湿気をそのままにすると、カビや嫌な臭いも発生するのでなんとかしたい!
実は、主に掃除で活躍する重曹に、湿気取り効果もあるようなので、簡単な使い方や選び方などをご紹介します。
お部屋の湿気取りに使う重曹は、調理用か掃除用がオススメ
重曹には、
- 薬用
- 調理用
- 掃除用
の3種類があります。
薬用は一番きめが細かく、掃除用は一番きめが荒い!調理用は、その真ん中あたりのきめの細かさです。。
薬用の重曹は純度も高い分、値段も高価なんで掃除に使うのはちょっと・・・^^;
その点、調理用や掃除用は100円均一でも手に入るので、湿気取りに使うなら値段の面でも100均の重曹をオススメします。
ちなみに、重曹の成分である『炭酸水素ナトリウム』は、自然界にも存在し、人間の体内にもある成分らしいですよ^^
だから、比較的、安全性はありますが、小さな子供やペットのいるご家庭では、調理用の重曹が良いでしょうね。
重曹は置いておくだけでOK
重曹で湿気取りをする方法は簡単です。
ジャムの空き瓶や深めのお皿に重曹を入れて、湿気の気になるところに置いておくだけでOK♪
こぼれることが心配な時は、ガーゼや不綿布を蓋にして、紐やリボンで縛ります。
中にエッセンシャルオイルやポプラを入れるのも、おしゃれなインテリアになるのでオススメですよ^^
重曹が固まって、ポロポロしてきたら取り換え時になります。
固まった重曹は、掃除用として利用できるので一石二鳥ですね。
もちろん、調理用重曹でも掃除ができますよ。
湿気取りの他にも重曹には、消臭や抗菌(カビ予防)にも効果があります。
なので、クローゼットや押し入れ、靴箱の中に入れても、湿気対策になります。
使い終わった重曹をゴミ箱に捨てても、消臭効果が期待できるのでいいですね。
重曹をお茶パックに入れて、靴の中に入れると、より湿気取りや脱臭効果があるでしょう。
ただ、あまりにも湿気の多い場所には向かないので注意が必要です。
重曹の他に湿気が取れるものは?
以上は、重曹で湿気をとる対策をご紹介しましたが、他にもエコな方法がありましたので、合わせて試してみてはいかがでしょうか。
新聞紙
部屋干しの洗濯物の下に敷いておくと、湿気をとってくれます。丸めて靴の中に入れると、ムレや臭い対策にいいです。
もちろん、押し入れの中の湿気対策にもオススメ!
難点は見た目があまりよくないことですね^^;
英字新聞にして、お店のラッピングコーナーのように綺麗に丸めて立てかけたりすると、少しはおしゃれに見えるかも?
木炭
脱臭効果でもおなじみの木炭は、湿気対策にもいいようです。
カゴなどに盛ったりすると、おしゃれに見えます。
2週間に一度くらいで煮沸して天日干しすると、効果が復活するので何度でも使えて便利ですよ♪
お菓子に入っている乾燥材(シリカゲル)
よく、お菓子の中に入っている乾燥材も、タンスやクローゼットの中に入れれば、湿気取りの役目をしてくれます。
ただ、紙で包装されたものは水分を含むと発火する可能性もあるので注意がしてくださいね!
コーヒーの出がらし
必ずよく乾燥させてから使用します。
瓶の中に入れて、ガーゼで蓋をしてリボンをするとおしゃれです♪
コーヒーをよく飲む人には特にオススメです。
水分を吸ったまま長い間そのままにすると、カビが発生することもあるので注意が必要です。
交換の目安は、約1か月です。
あら塩
お清めや盛り塩でよく使う粗塩ですが、重曹と同じで湿気を取り込みます。
よく、入れ物などに入れた塩が固まってしまいますよね。
あれは、空気中の水分を吸い取っているからなので、お部屋の湿気取りにも有効ですよ♪
まとめ
いかがでしたか?
今回は、重曹の種類や使い方、重曹の他にも湿気取りできるものも合わせて紹介しました♪
お部屋の湿気は、知らないうちに溜まってしまいます。
自分のやりやすい方法や、用意しやすいものから始めるといいでしょう。
カビが生えてしまうなど、事態が悪化しないうちに対策をとることが大切です。