子どもへの思い出が詰まった雛人形。
「人形には魂が宿る」という古くからの言い伝えがあるぐらいですので、処分しようにもなかなか捨てづらいですよね…。
それに雛人形は、「その娘に降りかかる災いや厄から守ってくれる」とも言われています。
いわば身代わりのような役目ですね!
そんな雛人形を簡単に捨てることはできません。
ここでは、雛人形を処分するならどのタイミングが良いのか?処分せずに寄付できる場所や供養の正しい方法などをご紹介していますので、後悔せずに処分することができますよ♪
雛人形を処分するタイミング
雛人形には、成人を終えお嫁に行くまで守る、という願いが込められています。
そのため処分に最も適した時期は娘さんが結婚する時です。
しかし昨年まで飾っていたのに、結婚した途端に捨てるのはさすがに気が引けてしまいます。
最近では子どもの成人や結婚という節目がきっかけだったり、引っ越しで場所を取るからという理由だったりとさまざまです。
なので、一番良いタイミングは「もう良いか」と気が済んだ時です。
置いておいても良いものを捨ててしまうと、きっと後悔が残ります。
雛人形って必ず処分しなければいけないものではありません。
自分が満足するまで楽しみましょう!
雛人形を寄付できる場所は?
たくさんの思い出が詰まった雛人形を、ごみと同じように処分するのは気が引けちゃいます。
もし譲ってあげて喜んでくれる人がいたら嬉しいですよね^^
大切に飾ってきたものですから、大事にしてくれるところが良いですよね。
まずは受け入れてくれる場所を探しましょう!
地域の自治体
住んでいる地域の自治体に問い合わせてみましょう。受け入れてくれるところを紹介してくれます。
- 保育園
- 幼稚園
- 児童施設
- 介護施設
などたくさんあります。
あなたの住んでいる地域にも、小さな子どもやお年寄りが楽しんでくれる受け入れ先があるはずですよ。
インターネット
インターネットで雛人形を欲しいと募集をかけている場合があります。
徳島県で開催されている「かつうらビックひな祭り」!
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全国各地から7000体以上集めた雛人形を飾るお祭りです。
徳島市内にも30000体以上の雛人形が飾られ、街はお祭りムードです^^
イベントを開催するために、全国どこからでも雛人形を受け入れてくれるそうですよ。
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http://www.katsuura-sanpo.com/news/post-13846/#pagePath
雛人形を供養する方法
雛人形にはたくさんの思いが込められています。
思いを込めるということは、その人形にも魂が宿るということです。
その思いに形はありませんが、ただ処分するには抵抗がありますよね。
そんな時に供養を行ないます。
神社やお寺に持ち込む
人形供養を行なっている近所の神社やお寺に持ちこんで供養してもらう方法があります。
遠くて行けない場合や持ち運べない場合には・・・
郵送でもOK!
郵送や宅配を利用して、神社やお寺に送って供養してもらいます。
人形供養を専門に行う団体も。代行で行なってくれるので自宅にいたまま供養もできます。
葬儀会社
葬儀会社でも人形供養を扱っている場合があります。
以上の方法がありますが、場所によっては供養する日が決まっていたり受付できる日が決まっていたりします。
事前に問い合わせて確認しましょう。
まとめ
まとめると、
- 手放すタイミングは人それぞれ
- 寄付して喜んでもらえる場所もある
ということです。
人形供養は必ずしなければならないものではありません。
もちろんしないと選択した方もたくさんいます。
処分するタイミングも供養するかも、自分の気持ち次第で大丈夫です。