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卒園式での挨拶に臨む担任の心得!感動を呼ぶ文例

3月になると至るところで卒園式が行われますよね。

そのような場では園長、担任、来賓などによる挨拶が行われることが恒例となっていますが、多数の前での挨拶に慣れていない人にとっては、気の重い時間ですよね^^;

特に、このような場での挨拶に慣れていない人にとっては、数日前から憂鬱になったりすることもあるでしょう。

ここでは、卒園式での挨拶に臨む担任の心得や、もっとも、園児の近くにいる担任の感動を呼ぶ文例などもご紹介したいと思います。

 

 

卒園式の挨拶に臨む担任の心構え

誰もが様々なセレモニーの場で挨拶を聞いた経験があると思います。

挨拶の中で、退屈した挨拶が多いと思いますが、中には、胸に響くような挨拶もありましたよね?

そのような聞き応えのある挨拶に共通しているものは、挨拶をしている人間の真の思いを素直にかもし出している、ということではないでしょうか。

美辞麗句を並べたスマートで雄弁な挨拶よりも、たとえ、口べたであっても、心のこもった挨拶に人は共感をするんだと思います。

特に担任は日々、園児に接しているので、その園児たちが卒園をするということに対して、感じるところがあるはずです。

なので、その思いを挨拶という場を借りて言葉に出す、というふうに考えると、自ずと心のこもった挨拶文が出来上がるのではないでしょうか。

また、担任の場合、園児達との楽しい思い出を、具体的なエピソードとして織り込むのが望ましいし、保護者にほのぼのとした笑いや、時には涙を誘うことになると思います。

このあたりは担任ならではの特権といってもいいし、担任らしさを出す挨拶にしたいですね^^

 

卒園式の挨拶で感動を呼ぶには

出席者を感動させる挨拶が好ましいのですが、それを自分で義務付けるとかえってプレッシャーを自分に与えてしまいます。

挨拶する以上は、「出来れば出席者に感動を与えてやろうではないか!」というふうに気楽にポジティブな意識を持ちましょう。

前に述べたように、卒園という現実に対する担任自身の思いをさらけ出しましょう。

大きく分けて2つの思いを抱くと思います。それは、

「寂しさ」

「喜び」

という、相反する感じの思いではないでしょうか。

毎日、接していた園児が一斉に明日からいなくなるという寂しさは、計り知れないものかも知れません。

同時に、未来に向かって成長していくための、新しい環境である学校へ送り出すという喜びもあるでしょう。

その2つの思いにより、複雑なメンタル状況にあるのではないでしょうか。

その複雑な思いを挨拶文の中に展開していけば、人間味の出た、感動を呼ぶ挨拶になると思いますよ^^

 

卒園式の挨拶の文例

以上を踏まえて、例えば こんな挨拶文はどうでしょうか。

 

「みんな、卒園おめでとう!
ご両親の皆様、お子様の卒園式を無事迎えられまして、おめでとうございます。」

「みんな、今日でこのクラスのお友達とも、先生ともお別れ・・・寂しいね…。
先生も、みんなとお別れするのが寂しくてたまらない・・・です。(T_T)」

「みんなが、ここに入園した2年前を思い出すと、本当にやんちゃだったよねー。笑
片付けができなかったり、順番を守らなかったり、先生のいうことを聞かないことも多かったよね。」

「でも、みんな日に日に、お兄さん、お姉さんになってきて、今ではみんな、片づけもできるし、順番も守れるようになりましたよ。」

「みんなの成長を見て、先生はとても嬉しいです。
今、とても・・・寂しい・・けど、でも嬉しいです。」

「もうすぐ、みんなは小学校に入学するし、小学生として恥ずかしくない素直ないい子になってくれているので、先生は安心しています。」

「小学校では、いろんな勉強をしたり、運動をしたり、たくさんお友達を作って下さいね。
そして、今の優しい心をずっと持ち続けて下さいね。とても大事なことですよ。」

「では、みんな・・・元気でね・・・(ToT)/~~~」

 

まとめ

冒頭にも記したように、挨拶というものは、心を込めて思いを話せば、自ずと心に響く挨拶になります。

できれば、メモを見ないで挨拶するのが望ましいですが、緊張して忘れるかもしれないという不安があるなら、原稿として書いて、それを朗読してもいいと思います。

気持ちを込めて朗読し、時々、園児を熱い視線で見つめることを忘れないようにすれば、問題ありませんよ^^

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