嫁に行った〇子のところのおばあちゃんが、昨日…亡くなったんだって
訃報は、ある日突然やってきます。
悲しみとともに、慌ただしくお通夜、葬儀の日取りが決まり、バタバタと対応していかなければいけません。
故人とのお別れにあたり、失礼のないように…そう思っても、実際は心構えが出来ないままその時を迎えることがほとんどでしょう。
特に困るのは、普段は馴染みが薄かったり、遠くに住んでいたりする親戚に不幸があった場合です。
こんな時どうしよう!
そうそうあることではないけれど、いつかは起こる葬儀とお香典の問題。
見送る側の気持ちに立てば、失礼の無いように…とは言っても、どこまでやるの?
どうすればいいの!?
起こりうる『万が一』の事態に備えて、今から予習をしておきましょう!
いざという時、恥をかかない・かかせない!
娘婿の祖母が亡くなった際に求められる対応について、まるっとまとめましたので、ぜひご覧下さい^^
娘の嫁ぎ先の祖母が亡くなった時の香典はどうする?
『娘の嫁ぎ先の祖母』
一見すると、ずいぶん遠い親戚のように思えます。
実際には、ほとんど会ったためしがないということもあるでしょう。
しかし、もしも不幸があった場合にはどうすればいいのでしょうか?
思いを巡らせてみてください。
- 喪主は誰になるのか?
- 反対の立場だったらどうしてほしいか?
- 娘の立場は?
まず、客観的な関係を考えてみましょう。
血縁者の相関関係を考える時には、何親等かをまず確認してみます。
- あなたからみて娘さん⇒「1親等」
- 配偶者であるお婿さん⇒「1親等」
- お婿さんの両親⇒「2親等」
今回は、お婿さんの両親のさらにお母さんということですから、「3親等」にあたります。
わかりづらい場合は、「家系図」を書くと良いですよ!
血縁者で3親等と言うと、甥っ子、姪っ子、おじさん、おばさん、と同じです。血の繋がっているおじさんなどと違って、お婿さんのおばあさんとは血のつながりはありません。
さらに、つきあいそのものも希薄です。
しかし、あなたが元気であり、何か葬儀に参列できない特段の事情がない限りは、葬儀に参列したほうが良いでしょう。この場合、喪主を務めるのはお婿さんのお父さんやお母さん、あるいはそのご兄弟なのです。
娘さんの立場を考えたら、失礼の無いように礼を尽くすのが親の努めと言えます。場合によっては、受付などのお手伝いを頼まれることも!
女性はエプロンを用意し、万全の支度でのぞむべきだと言えます。
香典の相場って?婿の祖母の場合はどのくらいなの?
交通費で終わりだな、こりゃ…
お香典の金額については、いくつかのポイントを基準に考えていきましょう
- 普段のお付き合いの程度
⇒あなたと故人とのお付き合い、娘さんと故人とのお付き合い両方を考えます - 他の親戚とのバランス
⇒他の親戚と比べて極端に多いもしくは少ないのは避けましょう。肩身の狭い思いをするのは娘さんです - 故人の家のしきたり・考え方
⇒それぞれ家庭や地域によって考え方には差が出ます。
以上を考えた上でお香典の金額を決めましょう。
一般的なお香典の金額
あなたから見た故人との関係 | あなたが40代以降の場合 |
祖父母 | 3万円~ |
両親(自分の親) | 10万円~ |
義理の両親 | 10万円~ |
兄弟・姉妹 | 5万円~ |
叔父・叔母 | 1万円~3万円 |
いとこやその他の親戚 | 3000円~3万円 |
今回のケースは『その他の親戚』に当たります。
1万円〜3万円が一般的な相場になりますが、家や地域によっても考え方は違うもの。
※他の親戚の方がいくら包んでくるのか事前にわかれば、それらを参考にしても良いでしょう。
娘の嫁ぎ先との付き合い方は?
今回のように、何かと気を遣う娘の嫁ぎ先とのお付き合い。
葬儀やお香典という話はめったにないことではありますが、付き合い方を考えさせられる良い機会になります。
では、日常的にはどのような付き合い方をしていけば良いのでしょうか?
年中行事、物理的な距離、家のしきたり、娘さんがどれだけお世話になっているかどうか等で判断しながら、良好な関係を保っていけるよう心がけましょう。
ほどよく、品良く!娘の嫁ぎ先とのお付き合い☆
- お中元、お歳暮は欠かさない!
相手からいただいた場合は、電話でお礼&お礼状をしたためれば完璧☆ - 年賀状も忘れずに!
喪中欠礼の際は早めの投函を。また、先方が喪中の場合には、年始の挨拶にも気をつけること! - 孫ができると、節目のお祝いごとがたくさん!
お祝いの席では両家が顔を合わせる機会がグッとアップ↑↑ 服装、身なり、言葉遣いなどいつも以上にご注意を! - 葬儀、法事などでも顔を合わせる機会が!
失礼のないように心がけて、お互い気持ち良いお付き合いを!
特に娘さんと先方のご両親が同居の場合には「日頃から、娘がお世話になっています」と、会ったらまず挨拶を!同居していると、訪問の機会も多いはず。もちろん手土産も欠かさないで!
まとめ
ここで、個人的な話しを少々。
私の主人は長男です。現在は、主人のお母さんと私達夫婦と子供達の三世代で一軒の家に暮らしています。
私の実家との関係は良好ですが、私の両親 のマナーについては度々話題に上ります。
「孫の初節句の時、お母さんはスーツだったけど、お父さんはどうしてジーパンで来たの?」
「お正月に挨拶に訪れた際、左膳ではしを出された」
「あの家には、お客さん用のスリッパはないの?あのせんべいみたいな座布団はどうにかならないの?」
散々な言われようです(T_T)
マナーや節度というものは、気にする人はとことん気にします!しかし、おおらかな人は堅苦しく言わないものです。
そのものさしは、人によってまったく違います。
特に私の場合、父は礼儀知らずの無法者、母は大ざっぱでおっちょこちょいなので、ツッコミどころ満載!のようです…。
もろもろの考え方の違いから、義母と私の両親ではマナー全般に関する温度差が、かな〜り、あります(汗)
「あなたのご両親は…」と言われる度、嫁の私は耳が痛いです、はい…。
でも、両家の仲は悪くありません。それはひとえに、ちゃらんぽらんな父に代わって、母なりに頑張って礼を尽くしているからです!
感謝、感謝ですね〜。お母さん頑張って!娘も頑張ってるから!!
何してるの?
葬儀で粗相があると、後々ず〜っと言われることも!
気をつけましょうね^^;
この機会にどうぞ