臨時総会の閉会挨拶は、長い言葉は不要です。
「ご協力へのお礼」と「会の終了宣言」をシンプルに伝えるだけで十分。
スマホからそのまま使える文例をまとめました。
誰が挨拶をするのか
臨時総会の閉会挨拶を務めるのは、基本的に 自治会長 です。
会の代表者として、参加者への感謝と会の終了を伝える役割があります。
ただし、会長が欠席している場合には 副会長や議長 が代わりに務めます。
臨時総会は急な開催が多いため、役員間で「閉会の挨拶は誰がするか」を事前に決めておくと安心です。
閉会挨拶は1分以内で十分。
「ご協力へのお礼」と「閉会の宣言」さえあれば、場はきれいに締まります。
挨拶の型
臨時総会の閉会挨拶は、シンプルに次の3点を押さえれば十分です。
- 出席者への感謝
- 議事への協力に対するお礼
- 閉会の宣言
たとえば、次のような流れです。
「本日はご多用の中、臨時総会にご出席いただきありがとうございました。
皆さまのご協力により、無事に議事を終えることができました。
これをもちまして、本日の臨時総会を閉会いたします。」
→ このように「感謝 → 協力へのお礼 → 閉会宣言」でまとめれば、短くてもきちんとした挨拶になります。
挨拶文例(コピー用)
フォーマル型
「本日はご多用の中、臨時総会にご出席いただき誠にありがとうございました。
皆さまのご協力により、本日の議事を滞りなく終えることができました。
これをもちまして、本日の臨時総会を閉会いたします。」
ショート型
「本日は臨時総会にご出席いただきありがとうございました。
これをもちまして、臨時総会を閉会いたします。」
小規模な会合向け
「急な開催にもかかわらずご出席いただき、ありがとうございました。
皆さまのおかげで会を進めることができました。
これで本日の臨時総会を終了いたします。」
緊急案件後のパターン
「本日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございました。
皆さまの迅速なご協力により、大切な議題を決定することができました。
これをもちまして、本日の臨時総会を閉会いたします。」
書き方のポイント
- 感謝を最初に伝える
臨時総会は急な開催が多いため、まず「ご出席ありがとうございます」と伝えることが大切です。 - 協力へのお礼を忘れない
議事進行に協力してくれた参加者への感謝をひと言添えると、会が良い雰囲気で締まります。 - 閉会の宣言で明確に終える
「これをもちまして閉会いたします」とはっきり言うことで、会の終了がわかりやすくなります。 - 挨拶は短くまとめる
閉会挨拶は30秒〜1分以内で十分です。
長くなると場がだらけるので、シンプルにまとめましょう。
閉会挨拶は難しい言葉は必要なく、
「感謝 → お礼 → 閉会宣言」の流れさえ守れば安心です。
ダメな挨拶パターン
1. 感謝を言わない
「これで閉会します」だけで終えると、参加者への敬意が伝わらず冷たい印象になります。
2. ダラダラ長く話す
「今日は…えーっと、皆さんのおかげで…えー、それから…」と長くなると、
最後に疲れた空気が残ってしまいます。
3. 不安を口にする
「これで終わりますが、本当にこれでよかったでしょうか…?」
→ 総会の結論を疑うような発言は場の雰囲気を壊します。
4. カジュアルすぎる表現
「はい、じゃあ今日はここまで!おつかれさまでした!」
→ 仲間内では良くても、公的な総会では不適切です。
アレンジ例
案件が複数あった場合
「本日は臨時総会にご出席いただきありがとうございました。
複数の案件についてご審議いただき、無事に結論を得ることができました。
これをもちまして、本日の臨時総会を閉会いたします。」
少人数で開催した場合
「本日は急なお呼びかけにもかかわらず、お集まりいただきありがとうございました。
皆さまのお力添えで本日の議題をまとめることができました。
これにて臨時総会を終了いたします。」
短時間で終えられた場合
「お忙しい中ご出席いただきありがとうございました。
皆さまのご協力により、短時間で臨時総会を終えることができました。
これをもちまして閉会とさせていただきます。」
会長以外が挨拶する場合
副会長や議長が閉会挨拶を行う場合でも、基本の流れは同じです。
ただし冒頭に「本日は会長の代理として、私からご挨拶申し上げます」と添えると丁寧です。
まとめ
臨時総会の閉会挨拶は、難しい言葉や長い説明は不要です。
大切なのは次の3点です。
- 出席してくれたことへの感謝
- 議事への協力へのお礼
- 「これをもちまして閉会いたします」という明確な終了宣言
この流れを押さえておけば、初めての進行役でも安心して場を締めくくれます。
臨時総会は急な開催が多いからこそ、
シンプルで丁寧な挨拶で参加者に誠意を伝えることが大切です。
本記事の文例をそのまま活用し、スムーズに会を締めてください。