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敬老会の司会進行台本(開会から閉会まで)そのまま読める進行表とセリフ例

敬老会の司会進行台本。そのまま読めるセリフ例。会場に用意したマイクと紙の台本。

KAZU

2年間自治会長を務め、役員会や地域行事の運営・挨拶を数多く経験。

形式よりも「実際に困っている人が安心して進められること」を大切に、挨拶文・マナー・テンプレートなど、現場に即した情報をまとめています。

同じように“誰かのために動く人”が少しでも楽になれたら嬉しいです。

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敬老会の司会を頼まれると、「何をどの順番で言えばいいんだろう」と、まず流れが不安になります。

実は、司会に必要なものは2つだけです。

  1. 当日の流れが分かる進行表
  2. 場面が変わるたびに言う短い一言

この記事では、受付から見送りまでの進行表と、場面ごとにそのまま読めるセリフ例をまとめました。
印刷して手に持てば、当日はそれを読むだけで進行できます。

会長挨拶や来賓挨拶、閉会挨拶の文例そのものは、それぞれ別の記事にまとめてあります。
この記事は、それらをつなぐ「司会の台本」です。

敬老会の進行表|受付から見送りまでの流れ

まず、敬老会の全体像です。
一般的な流れを、午前10時開会・正午閉会の2時間で組んでみました。

時刻(例)進行項目司会がすること目安
9:30受付開始会場の案内、お席への誘導の声かけ30分
9:55開会前のアナウンス着席のお願い、お手洗いの場所の案内5分
10:00開会の言葉開会を宣言する2分
10:02主催者挨拶(会長)会長を紹介し、マイクを渡す3〜5分
10:07来賓紹介・来賓挨拶肩書とお名前を読み上げ、順に紹介する5〜10分
10:17祝電・メッセージ披露差出人と要旨を読む3分
10:20記念品贈呈・長寿のお祝い対象の方を紹介し、贈呈を進める10分
10:30乾杯乾杯の発声をする方を紹介する3分
10:33会食・歓談時間の案内、余興の準備を確認する30分
11:05余興(演芸・出し物)出演者を紹介し、入れ替えをつなぐ30〜40分
11:45お楽しみ抽選会(任意)番号を読み上げる10分
11:55閉会の言葉締めの挨拶をする方を紹介する3分
12:00お見送りお土産、忘れ物、送迎の案内5分

時刻は例です。
開会時刻に合わせて、右にずらすだけで使えます。

地域によって、記念品贈呈が来賓挨拶より前だったり、余興が食事の前だったりします。
順番が違っても、司会のセリフは場面ごとに独立しているので、行を入れ替えるだけで対応できます。

進行表は、司会だけでなく、役員全員が同じものを持つと当日が楽になります。
「次は何だっけ」と司会に聞きに来る人がいなくなるからです。

場面ごとの司会セリフ(コピペOK)

ここからが台本の本体です。
進行表の順番どおりに、場面ごとのセリフを並べました。

セリフの中の「〇〇」は、自治会名や来賓のお名前に置き換えてください。
読み上げ時間の目安も付けてあるので、全体の時間配分にお使いください。

開会前のアナウンス(開始5分前)

皆さま、本日は敬老会にお越しいただき、ありがとうございます。

まもなく開会いたしますので、お席にお着きください。

お手洗いは、会場を出て右手にございます。

ご不明な点は、お近くの役員にお声がけください。

▶ 約100字 / 読むと約25秒

このアナウンスは、開始10分前と5分前の2回入れると、着席がそろいます。

開会の言葉

皆さま、大変お待たせいたしました。

ただいまより、令和〇年度 〇〇自治会 敬老会を開会いたします。

本日、司会を務めさせていただきます、〇〇と申します。

不慣れな点もあるかと思いますが、最後までどうぞよろしくお願いいたします。

▶ 約110字 / 読むと約25秒

「開会いたします」の一言が、司会のいちばん大事な仕事です。
ここを言い忘れると、いつ始まったのか分からないまま進んでしまいます。

主催者挨拶(会長)への紹介

はじめに、主催者を代表いたしまして、〇〇自治会 会長の〇〇より、ご挨拶を申し上げます。

〇〇会長、お願いいたします。

▶ 約60字 / 読むと約15秒

会長が話し終えたら、司会が一言つなぎます。

〇〇会長、ありがとうございました。

会長が話す挨拶の文例は、こちらの記事にまとめてあります。
敬老会「開会」挨拶の文例集|そのまま使える短い&フォーマルパターン

来賓紹介と来賓挨拶へのつなぎ

続きまして、本日ご臨席を賜りましたご来賓の皆さまをご紹介いたします。

〇〇市長 〇〇様。

〇〇市議会議員 〇〇様。

〇〇地区民生委員 〇〇様。

ご多用のところ、お越しいただきありがとうございます。

▶ 約90字 / 読むと約20秒

来賓が挨拶される場合は、続けてこう振ります。

それでは、ご来賓を代表いたしまして、〇〇市長 〇〇様より、ご祝辞をいただきます。

〇〇様、よろしくお願いいたします。

▶ 約60字 / 読むと約15秒

来賓が複数名いらして、全員が挨拶される場合は、お一人ずつ同じ形で紹介します。
お名前と肩書の読み方は、前日までに必ず確認しておいてください。

来賓の方に事前にお願いする文面や、来賓側の挨拶文例は、こちらの記事にあります。
敬老会での来賓挨拶|市長・議員・地域代表向け文例と進行役の依頼方法

祝電・メッセージの披露

本日、ご出席がかなわなかった方々より、祝電とメッセージをいただいております。

ご紹介いたします。

〇〇市長 〇〇様より。(要旨を読む)

〇〇様より。(要旨を読む)

以上、たくさんのお祝いの言葉をいただきました。ありがとうございました。

▶ 約100字 / 読むと約25秒

祝電が多い場合は、全文ではなく差出人のお名前だけを読み上げ、「内容は受付前に掲示しております」と案内する形でも大丈夫です。

記念品贈呈・長寿のお祝い

続きまして、記念品の贈呈に移ります。

本年、〇〇歳を迎えられた皆さまに、自治会より心ばかりの品をお贈りいたします。

お名前をお呼びしますので、その場でお立ちいただくか、お手を挙げていただければ、役員がお席までお持ちいたします。

〇〇様。〇〇様。〇〇様。

皆さま、おめでとうございます。どうか、これからもお元気でお過ごしください。

▶ 約160字 / 読むと約40秒

長寿のお祝いでは、お名前を呼ばれた方が立ち上がるのが大変なこともあります。
「お席まで役員がお持ちします」と先に言っておくと、無理に立とうとされる方が減ります。

乾杯へのつなぎ

それでは、これより会食に移らせていただきます。

乾杯のご発声を、〇〇副会長にお願いいたします。

皆さま、お手元のグラスをお持ちください。

〇〇副会長、お願いいたします。

▶ 約80字 / 読むと約20秒

乾杯が終わったら、一言だけ添えます。

ありがとうございました。

それでは皆さま、しばらくの間、お食事とご歓談をお楽しみください。

会食・歓談中のアナウンス

皆さま、お食事はお済みでしょうか。

このあと11時5分ごろより、余興に移ります。

お飲み物のおかわりは、お近くの役員までお申し付けください。

▶ 約70字 / 読むと約15秒

歓談中は、司会がマイクを持ちすぎない方が場が和みます。
言うのは、余興が始まる5分前の予告だけで足ります。

余興・出し物の紹介

それでは、これより余興に移ります。

はじめに、〇〇保育園の皆さんによる、お遊戯です。

皆さま、大きな拍手でお迎えください。

▶ 約60字 / 読むと約15秒

出し物が終わるたびに、司会が拍手をうながし、次の出演者を紹介します。

〇〇保育園の皆さん、ありがとうございました。

続きまして、〇〇会の皆さまによる、民謡をお楽しみください。

余興の順番と出演者名は、当日の朝にもう一度確認しておくと安心です。
子どもたちの出し物は、時間が読みにくいので、最初の方に入れるとその後の進行が組みやすくなります。

閉会の言葉へのつなぎ

皆さま、楽しい時間はあっという間でございます。

名残惜しいところではございますが、そろそろ閉会のお時間となりました。

閉会にあたりまして、〇〇副会長より、ご挨拶を申し上げます。

▶ 約90字 / 読むと約20秒

閉会挨拶が終わったら、司会が締めます。

〇〇副会長、ありがとうございました。

以上をもちまして、令和〇年度 〇〇自治会 敬老会を閉会いたします。

皆さま、本日はありがとうございました。

▶ 約70字 / 読むと約15秒

閉会の挨拶をする方向けの文例は、こちらの記事にまとめてあります。
敬老会を締めくくる「閉会」挨拶|そのまま使える例文集

お見送りのアナウンス

お帰りの際は、お足元にお気をつけください。

記念品とお土産のお忘れ物がないよう、今一度お手元をご確認ください。

送迎をご希望の方は、受付にてお声がけください。

本日は、誠にありがとうございました。

▶ 約100字 / 読むと約25秒

司会が前日までに確認しておくこと

台本があっても、当日に困るのは「読み方が分からない」「誰か分からない」の2つです。
前日までに、次の7つを確認しておくと、当日は台本を読むだけで済みます。

  1. 来賓のお名前と肩書の読み方(ふりがなを台本に書き込む)
  2. 長寿のお祝いを受ける方のお名前と年齢の読み方
  3. 会長・副会長など、挨拶と乾杯を担当する人の名前
  4. 余興の順番、出演者名、それぞれの所要時間
  5. マイクと音響の動作確認(予備の電池も)
  6. タイムキーパーを誰がやるか(司会と兼ねない)
  7. 来賓が遅れた場合、途中で退席される場合の対応

とくに1と2は、間違えると本人にも周りにも気まずさが残ります。
台本の名前の横に、ふりがなを鉛筆で書き込んでおいてください。

進行が崩れたときの対処

段取りどおりに進まないのが行事です。
よくある4つの場面と、司会の対応をまとめました。

来賓が遅れて到着した

到着を待たず、予定どおり進めます。
到着されたら、区切りのよいところで「ただいま〇〇様がお見えになりました」と紹介し、挨拶の予定があれば次の場面の前に入れます。

来賓が途中で退席される

事前に分かっていれば、その方の挨拶を前に持ってきます。
当日に分かった場合は、「〇〇様は公務のため、ここでご退席となります。ありがとうございました」と一言添えて、拍手でお見送りします。

余興が押して、時間が足りない

司会が一人で判断せず、会長かタイムキーパーと目を合わせて決めます。
削るのは抽選会などの任意の項目からで、閉会の言葉は削りません。
閉会がないと、終わったのかどうか分からないまま人が帰り始めます。

体調を崩した方が出た

進行を止めて、役員に対応をお願いします。
マイクでは「少々お待ちください」とだけ言い、詳しい状況は話しません。
落ち着いてから、「お待たせいたしました。それでは続けさせていただきます」と再開します。

台本を印刷して使うコツ

司会の台本は、画面ではなく紙で持つ方が安心です。
スマホは画面が消えたり、手が震えると読みにくかったりします。

  • この記事の進行表とセリフを、Wordなどに貼り付けてA4で印刷する
  • 文字は大きめ(14ポイント以上)にして、1ページに1〜2場面まで
  • 時刻は印刷せず、当日の朝に鉛筆で書き込む
  • 来賓と長寿の方のお名前にふりがなを振る
  • 予備をもう1部、会長か副会長に渡しておく

紙の台本があると、途中で誰かに代わってもらうこともできます。
司会が急に受付対応に呼ばれても、進行が止まりません。

敬老会の司会進行|まとめ

敬老会の司会は、進行表と場面ごとの一言があれば回せます。
まとめると、次の3つです。

  1. 進行表は役員全員で同じものを持つ
  2. セリフは場面ごとに独立しているので、順番の入れ替えに強い
  3. 名前と肩書の読み方だけは、前日までに必ず確認する

挨拶の文例をまとめて見たい方は、こちらもどうぞ。
【例文付き】敬老会の挨拶総まとめ|感謝と長寿祝いを伝えるスピーチ集

敬老会の案内文をこれから出す場合は、こちらの記事にテンプレートがあります。
敬老会開催のお知らせ文テンプレート3選|フォーマル・やさしい案内・主催者向けのWord版

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