自治会「盆踊り大会」の挨拶文例｜開会・閉会・子ども向けまで使える一言集

盆踊り大会は、地域の人が一堂に集まる大切な行事です。挨拶一つで会場の雰囲気が和み、参加者の気持ちも盛り上がります。

この記事では「すぐに使える短いスピーチ文例」をシーン別に紹介しますので、初めての方でも安心してマイクの前に立てますよ。

挨拶の型（流れ）

盆踊り大会の挨拶は、堅苦しくなりすぎず、夏らしい雰囲気と参加者への感謝を伝えることが大切です。

基本の流れは以下の通りです。

1. 夏の挨拶
   　例：「皆さん、こんばんは。本日は盆踊り大会にようこそお越しくださいました。」
2. 感謝の言葉
   　例：「開催にあたりご協力いただいた役員や地域の皆さまに心より感謝申し上げます。」
3. 楽しさ・安全への配慮
   　例：「踊りや屋台を楽しみながら、ケガや事故のないように気をつけてお過ごしください。」
4. 宣言・締めの言葉
   　例：「それでは、今年の盆踊り大会を開会いたします。皆さんで盛り上がりましょう！」

フォーマルな挨拶

パターン1

皆さま、こんばんは。本日は「盆踊り大会」にご参加いただき、誠にありがとうございます。
この日を迎えるにあたり、準備にご尽力いただいた役員や地域の皆さまに、心より御礼申し上げます。
盆踊りは古くから地域の交流を深める大切な行事です。皆さまには、伝統の踊りや屋台を楽しみながら、世代を超えた交流のひとときをお過ごしいただければ幸いです。
それでは、今年の盆踊り大会の開会を宣言いたします。どうぞ最後までお楽しみください。

パターン2

皆さま、こんばんは。本日は地域の夏の恒例行事「盆踊り大会」に多くの方々にお集まりいただき、心から感謝申し上げます。
役員・スタッフの協力、地域の皆さまのご理解とご支援があって、この日を迎えることができました。
どうぞ浴衣や太鼓の音に包まれながら、楽しい夏の一夜をお過ごしください。安全面にも気を配りつつ、皆さまの笑顔あふれる大会となりますことを願っております。
それでは、ただいまより盆踊り大会を開会いたします。

ショート挨拶

パターン1

皆さん、こんばんは。本日は盆踊り大会にお集まりいただきありがとうございます。
この日のために準備をしてくださった役員や地域の皆さまに、まずは感謝を申し上げます。
今日は太鼓や音頭に合わせて踊り、屋台もたくさん並んでいます。暑さに気をつけながら、夏ならではの時間を一緒に楽しみましょう。

パターン2

こんばんは。本日は地域の夏の恒例行事、盆踊り大会にようこそお越しくださいました。
小さなお子さんからご年配の方まで、多くの方が浴衣姿で集まってくださり、とてもにぎやかで嬉しく思います。
どうぞ安全に気を配りながら、心ゆくまで楽しいひとときをお過ごしください。

パターン3

皆さん、暑い中お集まりいただき本当にありがとうございます。
盆踊りは世代を超えて一緒に楽しめる行事ですので、気兼ねなく輪の中に入っていただければと思います。
今夜は地域のつながりを感じながら、元気に盛り上がっていきましょう！

パターン4

ご参加ありがとうございます。本日は地域の皆さまのご協力で、こうして盆踊り大会を開催できることを嬉しく思います。
屋台のご利用や踊りの参加など、楽しいことが盛りだくさんです。
それでは、夏の夜をみんなで大いに盛り上げていきましょう！

くだけた挨拶

パターン1

皆さん、こんばんは！今年も盆踊り大会がやってきました。
太鼓の音を聞くだけで、夏が来たなあと感じますね。
踊るのが得意な人も、そうでない人も、気軽に輪に入って楽しんでください。今夜は一緒に盛り上がりましょう！

パターン2

こんばんは！今日は暑い中たくさんの方に集まっていただき、ありがとうございます。
浴衣姿や子どもたちの元気な声で、会場がとてもにぎやかになっています。
せっかくの夏の夜ですので、踊って、食べて、笑って、思い出に残るひとときにしてくださいね。

パターン3

皆さん、こんばんは。待ちに待った盆踊り大会です！
この日を楽しみにしていた方も多いと思います。
暑さ対策を忘れずに、飲み物を片手に、気軽に楽しんでください。元気に踊れば、きっと夏の疲れも吹き飛びますよ！

パターン4

ようこそ盆踊り大会へ！
地域の仲間と一緒に、夏の夜を思い切り楽しめるのは最高ですね。
小さな子から大人まで、みんなで輪を広げて、心も体も元気になれる一晩にしましょう！

子ども向け挨拶

パターン1

みんな、こんばんは！今日は待ちに待った盆踊り大会です。
太鼓の音に合わせて、元気いっぱいに踊ってみましょう。
恥ずかしがらずに、お友達や家族と一緒に踊れば、とっても楽しい時間になりますよ。
いっぱい踊って、たくさん笑って、夏の思い出を作ってくださいね！

パターン2

子どもたちのみなさん、こんばんは！
今日は夜の広場がステージです。浴衣や甚平で集まった姿が、とても素敵ですよ。
ぜひ前の方に出て、一緒に輪に入って踊ってみましょう。
笑顔で元気に踊れば、会場のみんなももっと楽しくなりますよ！

書き方のポイント

• 季節感を取り入れる
  「夏の夜」「浴衣」「提灯」「太鼓の音」などを盛り込むと、場の雰囲気に合った挨拶になります。
• 感謝を伝える
  準備をしてくれた役員や地域の人へのお礼を一言添えると、聞き手の共感を得やすいです。
• 楽しさと安全を両立
  「思い切り楽しみましょう」と同時に「ケガのないように」と伝えると、主催者としての配慮が伝わります。
• 長すぎないこと
  1分以内を目安にまとめると、参加者が集中して聞けます。
• 自分の言葉を少し加える
  「子どもの頃に楽しみにしていた」「今年は○○が楽しみ」など、一言だけでも個人的な言葉を入れると親しみやすさが出ます。

アレンジ例

• 地域の伝統を強調する
  例：「この地域では○○音頭が昔から受け継がれています。世代を超えて一緒に踊ることができるのは、とても素晴らしいことです。」
• 子どもたちへの声かけを加える
  例：「子どもたちも元気いっぱいに踊って、夏の思い出をたくさん作ってください。」
• 屋台や出し物に触れる
  例：「踊りだけでなく、屋台や出し物もたくさん用意していますので、ぜひ立ち寄って楽しんでください。」
• 安全面を強めに伝える
  例：「夜ですので足元に気をつけながら、安心してお過ごしください。」
• 地域の絆をアピールする
  例：「こうして皆さんと一緒に夏の夜を楽しめるのは、地域のつながりがあるからこそです。」

ダメな挨拶例

• 長すぎる挨拶
  　例：「盆踊りの歴史を詳しく説明しますと、室町時代に遡りまして……」
• 自分本位な内容
  　例：「この大会の準備で、私がどれだけ大変だったかをお話しします。」
• ネガティブな表現
  　例：「準備不足で皆さんにご迷惑をかけるかもしれません。」
• 内輪感が強すぎる話
  　例：「○○班の皆さんは今年も飲みすぎないようにしてくださいね。」
• 参加者を軽んじる言葉
  　例：「まあ小さなお祭りですが、楽しんでいってください。」

まとめ

盆踊り大会の挨拶は、夏の雰囲気を盛り上げつつ、地域のみなさんへの感謝と安全への配慮を伝えるのが基本です。
フォーマルでもくだけたスタイルでも、30秒〜1分で簡潔にまとめれば十分に伝わります。

大切なのは「感謝＋楽しさ＋安心感」の3点セット。これを押さえておけば、初めての方でも自然と拍手がもらえる挨拶になりますよ。

「今日はいい夜だったね」
と、帰り道でみんなが思えるような一言を目指しましょう。