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【司会進行用】定期総会の来賓挨拶お願いフレーズまとめ

定期総会で来賓をお招きしたとき、
「どんな言葉で挨拶をお願いすればいいのか」と迷う方は多いと思います。

ここでは、すぐに使える進行の言葉を文例付きで紹介します。
読み上げるだけでスムーズに場をつなげられるので、進行役が初めてでも安心です。

誰が挨拶をするのか

定期総会で来賓の挨拶をお願いするとき、進行役を務めるのは多くの場合「自治会長」や「議長」です。
来賓への紹介やお願いの言葉は、総会全体の雰囲気を左右するため、できれば会の代表者が担当するのが望ましいです。

ただし、自治会長が総会全体の進行を兼任しているケースでは、副会長や司会担当の役員がお願いの言葉を引き受ける場合もあります。
このように役割分担を決めておくと、当日の進行がスムーズになります。

挨拶の型

来賓挨拶をお願いするときの進行言葉は、次の流れを意識するとスムーズです。

  1. 来賓の肩書きとお名前を紹介する
  2. 「ご挨拶をお願い申し上げます」と一言添える
  3. 挨拶が終わったら、感謝の言葉を述べて次に進む

たとえば、
「それでは、〇〇市役所 △△課長の□□様より、ご挨拶を頂戴いたします」
という形で、名前を間違えないことが一番大切です。

終わった後には、
「□□様、ありがとうございました」
と短くお礼を添えるだけで十分です。

この基本の型を押さえておけば、誰が進行役になっても安心してお願いできます。

挨拶文例(コピー用)

フォーマル型

「ただいまより、〇〇市役所 △△課長の□□様にご挨拶を頂戴いたします。□□様、よろしくお願いいたします。」

ショート型

「ここで、□□様にご挨拶をいただきます。どうぞよろしくお願いいたします。」

来賓が複数いる場合

「続きまして、〇〇商工会会長 △△様よりご挨拶を頂戴いたします。△△様、よろしくお願いいたします。」

小規模な会合向け

「本日はご出席いただきありがとうございます。□□様から一言ご挨拶をお願いできればと思います。よろしくお願いいたします。」

書き方のポイント

  1. 肩書きと名前を正確に伝える
     来賓の立場をきちんと紹介することは最大の礼儀です。肩書きを間違えると失礼になるので、事前に名簿で確認しておきましょう。
  2. シンプルに短く
     進行の言葉は長々とする必要はありません。1〜2文で十分です。短いほど来賓の挨拶にスムーズにつながります。
  3. 敬語は「お願い申し上げます」「頂戴いたします」などを使う
     やや堅い表現にしておくと、どの場でも違和感なく使えます。
  4. お願いの後は必ずお礼を添える
     「□□様、ありがとうございました」と一言伝えるだけで、場が引き締まります。

進行役は緊張しがちですが、型を覚えておけば安心です。
「肩書き+お名前+お願い+お礼」――この4点を押さえれば大きな失敗はありません。

ダメな挨拶パターン

1. 名前を間違える

「〇〇課長の△△さん……あ、□□さんでした」
→ 来賓にとって一番失礼なミスです。必ず名簿で確認し、メモを手元に置きましょう。

2. 前置きが長すぎる

「えーっと、本日はお忙しい中、いろいろとお集まりいただきまして……」
→ 進行役の言葉が長いと来賓の挨拶がかすんでしまいます。1〜2文で十分です。

3. 呼びかけがカジュアルすぎる

「それじゃあ、□□さん、ひとことお願いします!」
→ 親しい関係であっても総会の場では不適切です。場がくだけすぎてしまいます。

4. お礼を忘れる

挨拶が終わってすぐ次に進めてしまうと、来賓への敬意が伝わりません。
「□□様、ありがとうございました」のひと言を必ず添えましょう。

アレンジ例

複数の来賓がいる場合

「続きまして、△△会長の□□様にご挨拶を頂戴いたします。□□様、よろしくお願いいたします。」
→ 来賓が何人もいる場合は「続きまして」「引き続き」という言葉でスムーズにつなぎます。

時間を短くしたい場合

「ここで□□様にご挨拶をお願い申し上げます。」
→ 余計な言葉を省いて、最小限でお願いするスタイル。総会の時間が押しているときに有効です。

フランクな雰囲気のとき

「本日はご多忙のところご出席いただきありがとうございます。□□様からも一言ご挨拶をお願いできれば幸いです。」
→ 小規模の自治会やアットホームな場では、柔らかい表現でも問題ありません。

初めて進行役を務める場合

メモに「肩書き+名前+お願い+お礼」をあらかじめ書いておきましょう。
読み上げるだけで失敗を防げます。

まとめ

定期総会での来賓挨拶は、進行役にとって緊張する場面のひとつです。

しかし、基本の型「肩書き+お名前+お願い+お礼」を押さえておけば、どんな場面でもスムーズに進行できます。

  • 名前と肩書きは正確に
  • 言葉はシンプルに
  • 最後にお礼を添える

この3点を意識すれば、失礼なく安心して場をつなげます。

本記事の文例はそのまま使える形でまとめていますので、ぜひスマホに保存しておき、当日の進行に役立ててください。

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