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【例文あり】自治会総会の「開会」挨拶|短くて覚えやすい文例集

「人前で長い挨拶なんて、とても覚えられない…」
「できれば短くて、失敗しない挨拶がほしい」

そんな悩みを持つ方は多いと思います。
実際にわたしも自治会長として総会の開会挨拶をした経験がありますが、長い文章を暗記するのは大変で、当日は言葉に詰まってしまうこともありました。

そこで役立ったのが、30秒〜1分で終わるシンプルな挨拶
この記事では、どなたでも安心して使える短い文例を紹介します。

挨拶の型

開会挨拶には立派なスピーチは必要ありません。
大切なのは、参加者に感謝を伝え、総会の始まりを宣言することです。

基本はこの3ステップだけで十分です。

  1. あいさつ
     例:「本日はお集まりいただき、ありがとうございます」
  2. 感謝の言葉
     例:「お忙しい中ご出席いただき、心より御礼申し上げます」
  3. 開会宣言
     例:「それでは、ただいまより定期総会を開会いたします」

この流れを押さえておけば、緊張していても安心して挨拶できます。
長い文章を暗記する必要はなく、ポイントをつなげて話せば自然な挨拶になります。

挨拶文例(コピー用)

ここでは、状況に応じてすぐに使える短い開会挨拶を紹介します。
スマホにコピーして、そのまま読んでも大丈夫です。


【超シンプル型】(30〜40秒)

「本日はお忙しいところ、定期総会にご出席いただきありがとうございます。
それでは、ただいまより〇〇自治会定期総会を開会いたします。」


【標準型】(1分)

「本日はご多用の中、定期総会にご参加いただきありがとうございます。
本日は昨年度の活動報告と本年度の計画についてご審議をお願いいたします。
それでは、ただいまより〇〇自治会定期総会を開会いたします。」


【フォーマル型】(来賓あり)

「本日はご多忙のところ、〇〇自治会定期総会にご臨席いただき、誠にありがとうございます。
ご来賓の皆さまには心より御礼申し上げます。
それでは、ただいまより令和〇年度〇〇自治会定期総会を開会いたします。」


【親しみ型】(和やかな雰囲気に)

「皆さん、本日はお集まりいただきありがとうございます。
短い時間ですが、昨年度の報告と今年度の予定を共有したいと思います。
それでは、ただいまより総会を始めます。」


【小規模型】(役員会兼ねる場合)

「本日はご多用のところ、ご出席ありがとうございます。
必要事項を確認し、スムーズに進めていきたいと思います。
それでは、ただいまより総会を開会いたします。」

書き方のポイント

  • 短くまとめる
     開会挨拶は30秒〜1分で十分です。長いと聞き手も飽きてしまいます。
  • 感謝を伝える
     「お忙しい中ありがとうございます」のひと言を入れるだけで印象が良くなります。
  • 来賓がいる場合は必ず触れる
     特別に参加してくださった方への一言は欠かせません。
  • 議題に深入りしない
     挨拶はあくまで“前置き”。内容に踏み込みすぎず、議事に入る前に区切ることが大切です。
  • 自分の言葉で言いやすくする
     無理に暗記する必要はなく、ポイントをつなげて話せば自然な挨拶になります。

ダメな挨拶パターン(反面教師に)

良い挨拶のポイントを押さえるためには、やってはいけない例も知っておくと安心です。
ここでは「避けたほうがいい挨拶パターン」を紹介します。


① やたら長い挨拶

「本日はお集まりいただき誠にありがとうございます。さて、昨年度を振り返りますと…(延々と活動報告が始まる)」

→ 開会挨拶は本題の前置きにすぎません。長々と話すと参加者は疲れてしまい、議事に入る前から空気が重くなります。報告や説明は議題の中で行いましょう。


② 感謝がない事務的な挨拶

「それでは、ただいまより定期総会を開会します。」

→ 感謝のひと言がないと、冷たい印象になってしまいます。最低でも「お忙しい中お集まりいただきありがとうございます」は入れましょう。


③ 堅苦しすぎる挨拶

「ご列席賜りまして光栄の至りに存じます。かかるうえは…」

→ 難しい言葉を並べすぎると伝わりにくくなり、自治会や町内会には不向きです。身近で分かりやすい言葉の方が親しみやすく伝わります。


④ 自分の話ばかりする挨拶

「私が自治会長になってからの思いを少し語らせていただきます…」

→ 開会挨拶で自分語りをしてしまうと、総会そのものの進行が遅れてしまいます。自己紹介や思いを伝える場は別の機会にとっておきましょう。

アレンジ例

同じ挨拶文でも、少し表現を変えるだけで自分の地域や雰囲気に合ったものにできます。
ここではすぐに使えるアレンジ例を紹介します。

  • 季節のひと言を加える
     例:「春の暖かさを感じる季節となりましたが…」
     例:「暑さ厳しい中、お集まりいただき…」
  • 感謝の対象を変える
     例:「役員の皆さまには準備にご尽力いただき…」
     例:「地域の皆さまの日頃のご協力に感謝申し上げます」
  • 総会の種類に合わせて調整する
     例:「役員改選を控えた大切な総会にあたり…」
     例:「本年度最初の会合として、計画を共有したいと思います」
  • 行事とセットの場合
     例:「清掃活動のあとでお疲れのところですが…」
     例:「防災訓練のあとに続けて総会を開催いたします」

まとめ

定期総会の開会挨拶は、立派なスピーチである必要はありません。
大切なのは、次の3点だけです。

  1. 感謝の気持ちを伝える
  2. 長く話しすぎない(30秒〜1分で十分)
  3. 総会の始まりをしっかり宣言する

この記事で紹介した文例をそのまま読めば安心ですし、少しアレンジを加えれば地域の雰囲気にも合わせられます。

「短くて覚えやすい挨拶」を用意しておけば、当日も落ち着いて総会を始められますよ。

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