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敬老会での来賓挨拶|市長・議員・地域代表向け文例と進行役の依頼方法

KAZU

2年間自治会長を務め、役員会や地域行事での挨拶を多数経験。

実はわたし自身、人前で話すのが得意ではなく、いつも挨拶に悩んでいました。
だからこそ「短く・わかりやすく・安心して話せる」文例をまとめています。

同じように困っている方に、少しでも役立ててもらえれば嬉しいです。

敬老会での来賓挨拶は、会場を和やかにしつつ長寿をお祝いする大切な一言です。

この記事では、フォーマルから親しみやすい文例まで、場に合わせて使える挨拶を紹介します。

敬老会 来賓挨拶|挨拶の型

来賓として挨拶する場合は、以下の流れを意識するとまとまりやすいです。

  1. 招かれたことへの感謝
  2. ご長寿への祝いの言葉
  3. 地域への労い・感謝
  4. 今後の健康と長寿を祈る言葉
  5. 締めの挨拶

また、進行役が依頼するときは、
「それでは、○○市長よりご祝辞をいただきます。よろしくお願いいたします。」
とシンプルに紹介すれば十分です。

敬老会 来賓挨拶|文例(フォーマル)

フォーマル例文1(市長・町長など)

本日は○○地区の敬老会にお招きいただき、誠にありがとうございます。
多くのご長寿の皆さまが元気にお集まりになり、このように盛大に開催されましたことを、心よりお祝い申し上げます。
これまで地域の発展に大きく貢献されてきた皆さまに、深く敬意を表するとともに、今後ますますのご健勝とご多幸をお祈りいたします。

フォーマル例文2(議員・来賓代表など)

本日はこのように盛大な敬老会にお招きいただき、厚く御礼申し上げます。
ご長寿を迎えられた皆さまに心よりお祝い申し上げますとともに、日頃から地域を支えていただいていることに感謝いたします。
これからもお体を大切にされ、笑顔あふれる日々をお過ごしください。

敬老会 来賓挨拶|文例(ショート・少し長め)

ショート例文1

本日は敬老会にお招きいただき、誠にありがとうございます。
ご長寿を迎えられた皆さまに、心よりお祝いを申し上げます。
これまで地域の発展にご尽力いただきましたことに深く敬意を表するとともに、
これからも健やかに、充実した毎日をお過ごしいただきたいと願っております。

ショート例文2

本日はこのように盛大な敬老会にご招待いただき、大変光栄に存じます。
ご長寿の皆さまにお祝いを申し上げるとともに、日頃から地域を支えてくださることに感謝いたします。
今後もますますご健勝で、笑顔あふれる日々を過ごされますよう心よりお祈りいたします。

ショート例文3

敬老会の開催、誠におめでとうございます。
本日ここにお集まりのご長寿の皆さまが、元気にこの日を迎えられたことを心からお祝い申し上げます。
これまで築いてこられた地域の絆を大切にしながら、これからも健康でお過ごしください。

ショート例文4

本日は敬老会にお招きいただき、誠にありがとうございます。
ご長寿の皆さまの笑顔にふれることができ、大変うれしく思っております。
これまで地域を支えてこられたことに感謝申し上げるとともに、今後も元気で長生きされますようお祈りいたします。

ショート例文5

本日はこのような素晴らしい会にお招きいただき、心より御礼申し上げます。
ご長寿の皆さまに、改めてお祝いと感謝をお伝えできる機会をいただけたことを光栄に思います。
これからも地域の皆さまとともに、明るく健康な日々を送られますようお祈りいたします。

敬老会 来賓挨拶|進行役の依頼の言葉

来賓の方に挨拶をお願いするときは、簡潔に紹介し、挨拶を依頼する形で進めます。

文例1(市長の場合)

それではここで、○○市長よりご祝辞をいただきたいと思います。
○○市長、どうぞよろしくお願いいたします。

文例2(議員の場合)

続きまして、日頃から地域を応援してくださっております、○○議員にご挨拶をいただきます。
○○議員、よろしくお願いいたします。

文例3(民生委員・地域代表の場合)

それでは、地域で日頃よりご尽力いただいております○○様にご挨拶をお願いしたいと思います。
○○様、よろしくお願いいたします。

文例4(複数来賓がいる場合)

ここでご来賓の皆さまを代表いたしまして、○○様よりご挨拶をいただきます。
○○様、どうぞよろしくお願いいたします。

敬老会 来賓挨拶|アレンジのコツ

1. 立場に合わせて調整する

市長や議員であれば「地域の発展」「行政としての支援」に触れるとよいです。
学校長や民生委員などの場合は「日頃の交流や見守り」など身近な話題を入れると親しみが出ます。

2. 季節の言葉を添える

「秋晴れの今日、このように多くの皆さまとお祝いできることを嬉しく思います」など、開催時期に合わせた一言を入れると自然です。

3. 感謝+お祝いを必ず入れる

「これまでのご尽力に感謝」→「長寿をお祝い」→「今後の健康を祈る」という流れを押さえると失敗しません。

4. 長さは2分以内に

来賓挨拶が長くなると全体の進行に影響します。短めにまとめると好印象です。

5. 自分の言葉を少し加える

定型文に「私自身も皆さまの笑顔に元気をいただきました」など一言添えると、形式的にならず温かみが増します。

敬老会 来賓挨拶|ダメな挨拶パターン

1. 長すぎる挨拶

来賓だからといって10分以上話してしまうと、会の進行が大きく遅れてしまいます。
2〜3分以内にまとめるのが理想です。

2. 政治や選挙の話をする

議員などの場合、つい自分の活動や選挙の話をしてしまうと場が白けます。
お祝いと感謝だけに絞るのが鉄則です。

3. 専門用語や堅苦しい言葉ばかり

難しい表現を並べても伝わりにくくなります。
高齢の方にもわかりやすい、やさしい言葉で話すことが大切です。

4. ネガティブな話題を出す

「高齢化で大変ですが…」など課題ばかりを強調すると、せっかくのお祝いの場が暗くなります。

5. 主役を忘れてしまう

自分の立場や団体の紹介ばかりで、ご長寿の皆さまへの感謝と祝いを伝えないのはNGです。
あくまで主役は参加している高齢者の方々です。

敬老会 来賓挨拶|まとめ

敬老会の来賓挨拶は、形式的な祝辞でありながらも、心を込めて感謝とお祝いを伝えることが大切です。

  • 招かれたことへの感謝を冒頭で述べる
  • ご長寿の皆さまへの祝福と、これまでの貢献への敬意を示す
  • 地域や社会への感謝・期待を一言添える
  • 最後に健康と長寿を祈って締める

フォーマルにまとめたいときは丁寧に、短くしたいときは感謝とお祝いを簡潔に述べれば十分です。
また、進行役は来賓をシンプルに紹介して依頼すればスムーズに進行できます。

敬老会の雰囲気を和やかにし、参加者全員が温かい気持ちになれるような挨拶を心がけましょう。

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