敬老会の閉会挨拶では、参加してくださった皆さまへの感謝をきちんと伝えることが大切です。
ここでは、フォーマルから短めまでの文例を紹介します。
初めてでも安心して話せるよう、短く覚えやすい形にまとめました。
敬老会 閉会挨拶|挨拶の型
閉会挨拶は、以下の流れでまとめると自然に締められます。
- 会の終了を告げる言葉
- 参加者・来賓への感謝
- ご長寿へのねぎらいとお祝い
- 今後の健康と長寿を祈る言葉
- 締めのあいさつ(例:「これをもちまして閉会といたします」)
短くてもこの流れを押さえるだけで、落ち着いた雰囲気で会を締めくくれます。
敬老会 閉会挨拶|文例(フォーマル)
フォーマル例文1
本日は多くの皆さまにご参加いただき、盛大に敬老会を開催できましたことを、心より感謝申し上げます。
ご長寿の皆さまには、これまで地域を支えていただき、改めてお礼を申し上げます。
どうぞこれからもお元気で、ますますのご健勝とご多幸をお祈りいたします。
以上をもちまして、本日の敬老会を閉会いたします。
フォーマル例文2
本日はご多忙の中、敬老会にお集まりいただき、誠にありがとうございました。
ご長寿の皆さまの笑顔にふれることができ、大変うれしく存じます。
今後も健康で充実した日々をお過ごしいただけるよう、心よりお祈り申し上げます。
これをもちまして、令和○年度の敬老会を閉会いたします。
敬老会 閉会挨拶|文例(ショート・少し長め)
ショート例文1
本日は敬老会にご参加いただき、誠にありがとうございました。
皆さまの笑顔に包まれ、温かい時間を共に過ごせたことを心よりうれしく思います。
これからも健康で、いつまでもお元気でいてくださることを願い、以上をもちまして閉会といたします。
ショート例文2
本日はお忙しい中、多くの皆さまにお集まりいただき、盛大に敬老会を終えることができました。
これまで地域を支えてくださったご長寿の皆さまに改めて感謝を申し上げます。
今後もどうぞ健やかに、明るい毎日をお過ごしください。以上で閉会といたします。
ショート例文3
本日の敬老会では、皆さまのおかげで和やかで楽しいひとときを過ごすことができました。
ご参加くださった皆さま、そして準備にご協力いただいた方々に厚く御礼申し上げます。
皆さまのご健康とご長寿を心より祈念し、これをもちまして閉会といたします。
ショート例文4
本日はご参加いただき、ありがとうございました。
日頃から地域を支えてくださるご長寿の皆さまに、こうして感謝の気持ちを伝えられたことを嬉しく思います。
これからも笑顔でお元気にお過ごしください。以上で敬老会を閉会いたします。
ショート例文5
本日はお集まりいただき、ありがとうございました。
皆さまの長寿をお祝いし、健康と幸せを願ってこの会を開かせていただきましたが、
おかげさまで最後まで和やかに進めることができました。心より感謝申し上げます。
これをもちまして、令和○年度 敬老会を閉会いたします。
敬老会 閉会挨拶|文例(くだけた)
くだけた例文1
皆さん、本日は敬老会にお越しいただき、ありがとうございました。
おいしいご飯や楽しい催しを、笑顔で楽しんでいただけたなら嬉しいです。
どうぞこれからも元気で長生きしてください。以上で閉会といたします。
くだけた例文2
今日は敬老会に参加してくださり、ありがとうございました。
皆さんの笑顔に会えて、会を準備した私たちも元気をいただきました。
これからも変わらずお元気で、また来年も一緒にお祝いできることを楽しみにしています。
くだけた例文3
本日はお集まりいただき、ありがとうございました。
普段なかなかお話しできない方とも交流でき、とても温かい時間になったと思います。
皆さまの健康を願いながら、これをもちまして閉会といたします。
くだけた例文4
今日はご参加いただき、ありがとうございました。
皆さまの明るい笑顔が会場いっぱいに広がり、私たちもとても嬉しく思いました。
これからも毎日を元気に過ごされますよう願っております。これで閉会いたします。
くだけた例文5
本日は敬老会にご参加いただき、ありがとうございました。
地域のみんなでお祝いできたことは、本当にありがたいことだと思っています。
どうぞこれからもお体を大切に、また元気なお姿でお会いしましょう。以上で閉会いたします。
敬老会 閉会挨拶|アレンジのコツ
1. 来年へのつなぎを入れる
「また来年も皆さまと元気にお会いできることを楽しみにしています」と加えると、次回への期待が高まります。
2. 地域や会の特色を盛り込む
例:「今年は○○の催しで皆さまに楽しんでいただけたと思います」など、具体的なイベント名を入れると親しみやすさが増します。
3. 協力者への感謝を忘れずに
運営スタッフや出演者などへのお礼を一言添えると、会全体が温かい雰囲気で締められます。
4. 明るい言葉で締める
「笑顔」「元気」「健康」といった前向きな言葉で終わると、参加者も気持ちよく帰れます。
5. 自分の言葉を少し足す
定型文の最後に「私自身も今日の時間に元気をいただきました」など一言添えると、自然で心のこもった挨拶になります。
敬老会 閉会挨拶|ダメな挨拶パターン
1. 長々と話してしまう
閉会挨拶はあくまで締めの言葉です。
ここで長話をすると、せっかく和やかだった雰囲気がだれてしまいます。
2. ネガティブな言葉を使う
「今年は参加者が少なくて残念です」など、暗い印象を与える言葉は避けましょう。
お祝いの席では明るい言葉で終えることが大切です。
3. 感謝を忘れる
参加者や協力者へのお礼を言わずに終えてしまうと、心に残りにくい挨拶になってしまいます。
4. 開会宣言を忘れるのと同じく、閉会の言葉を入れない
「これをもちまして閉会いたします」とはっきり締めないと、会が終わったのかどうか分からず、場が混乱します。
5. 自分だけが楽しんだ話をする
「私はとても楽しめました」と自分目線だけで話すと、参加者への配慮が欠けてしまいます。
「皆さまが楽しんでくださったことが嬉しいです」と視点を変えることが大切です。
敬老会 閉会挨拶|まとめ
敬老会の閉会挨拶は、会の最後を気持ちよく締めるための大切な一言です。
感謝の気持ちと、長寿を祝う言葉を短く、明るく伝えることを意識しましょう。
- フォーマルなら、丁寧に礼を尽くして落ち着いた雰囲気に
- ショートなら、簡潔にまとめてわかりやすく
- くだけたスタイルなら、笑顔で和やかに
最後は必ず「これをもちまして閉会いたします」と宣言して、会をきれいに締めくくることがポイントです。
来年へのつながりや、健康を祈る一言を添えると、さらに温かい雰囲気で終えることができます。