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自治会総会の「副会長」挨拶は短くシンプルでOK|覚えやすい6つの例文

KAZU

2年間自治会長を務め、役員会や地域行事での挨拶を多数経験。

実はわたし自身、人前で話すのが得意ではなく、いつも挨拶に悩んでいました。
だからこそ「短く・わかりやすく・安心して話せる」文例をまとめています。

同じように困っている方に、少しでも役立ててもらえれば嬉しいです。

「会長が来られなくて、副会長として挨拶をすることになった…」
「何を言えばいいのか分からず不安」

そんな経験をする方は意外と多いです。
でも副会長挨拶は、感謝と協力依頼を短く伝えるだけで十分なんです。

この記事では、すぐに使える短い文例をパターン別にまとめました。

誰が挨拶をするのか?

副会長挨拶は、会長が不在のときや役割分担の一環として担当するケースがあります。

  • 会長が欠席の場合
     副会長が冒頭やまとめの挨拶を代わりに行うのが一般的です。
  • 役割を分担する場合
     開会は会長、閉会は副会長と分担する自治会もあります。
  • 進行役がいる場合
     総務部長などが開会・閉会を務め、副会長は冒頭や最後に会長の代理として挨拶することもあります。

地域や役員会の決め方によって違うので、事前に確認しておくと安心です。

挨拶の型

副会長挨拶は「会長に代わって感謝・意欲・協力依頼」を短く伝えるのが基本です。
長く話す必要はなく、30秒〜1分で十分です。

基本の流れ

  1. 会長に代わって感謝
     例:「会長に代わりまして、本日はご出席いただきありがとうございます」
  2. 活動への意欲や姿勢
     例:「本年度も地域のために活動を進めてまいります」
  3. 協力依頼で締める
     例:「今後ともご協力をお願いいたします」

この流れを意識すれば、場面を問わず自然な副会長挨拶になります。

副会長あいさつテンプレート(会長の代わりver)

シンプル型(約150字/約25秒)

皆さん、本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。
本日は会長に代わりまして、副会長の〇〇がご挨拶申し上げます。
日頃より自治会活動にご理解とご協力をいただき、心より感謝いたします。
短い時間ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

標準型(約250字/約45秒)

皆さん、本日は自治会総会にご出席いただき、誠にありがとうございます。
会長に代わりまして、副会長の〇〇がご挨拶いたします。
日頃より、清掃活動や行事など地域の取り組みに多大なご協力を賜り、心から感謝申し上げます。
本日は、昨年度の報告と新年度の方針について共有させていただきます。
今後も、皆さんと力を合わせて住みよい地域づくりを進めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

フォーマル型(約320字/約55秒)

皆さま、本日はご多忙のところ〇〇自治会総会にご出席いただき、誠にありがとうございます。
本日は会長の代理として、副会長の〇〇がご挨拶申し上げます。
平素より、地域活動や行事運営に際し、格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
本日は、昨年度の事業・会計報告と、今年度の計画についてご説明申し上げます。
今後も皆さまと共に、安心・安全で温かい地域づくりを目指してまいりたいと思います。
どうぞ最後までよろしくお願い申し上げます。

副会長あいさつ(親しみ型ver)

シンプル型(約150字/約25秒)

皆さん、こんにちは。副会長の〇〇です。
本日はお忙しい中、総会にお越しいただきありがとうございます。
会長の代わりに、ひとことご挨拶させていただきます。
日ごろからのご協力、本当にありがとうございます。
今日もどうぞよろしくお願いいたします。

標準型(約250字/約45秒)

皆さん、こんにちは。副会長の〇〇です。
本日は会長の代わりにご挨拶をさせていただきます。
いつも清掃や行事へのご協力、本当にありがとうございます。
こうして皆さんと顔を合わせて話せる機会があるのは、とても心強く感じています。
今日は、昨年度の活動報告と今年度の方針についてお話しします。
短い時間ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

フォーマル型(約320字/約55秒)

皆さん、こんにちは。副会長の〇〇です。
本日はお忙しい中、総会にご出席いただきありがとうございます。
会長の代理としてご挨拶させていただきます。
日ごろから、地域の行事や活動にあたたかいご協力をいただき、本当に感謝しております。
こうした集まりのたびに、皆さんのつながりの強さを感じます。
今年度も、できることを少しずつ積み重ねながら、住みやすい地域づくりを進めていきましょう。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。

書き方のポイント

  • 「会長に代わりまして」を入れる
     会長不在や代理であることを明確に伝えると、場がスムーズになります。
  • 短くまとめる
     30秒〜1分が理想。長く話す必要はありません。
  • 感謝を第一に
     「ご出席ありがとうございます」のひと言で印象が柔らかくなります。
  • 意欲や姿勢を簡潔に
     副会長の立場から「役員一同で協力する」と添えると安心感が増します。
  • 協力依頼で締める
     「今後ともよろしくお願いします」と前向きに結ぶと、自然に場が締まります。

ダメな挨拶パターン(反面教師に)

副会長挨拶は短く代理としての役割を伝えれば十分ですが、やってはいけない例もあります。

① 会長の挨拶をそのまま繰り返す

「会長が先ほど申し上げた通りですが…」と同じ内容を繰り返す
→ 無駄が多く、聞き手も退屈してしまいます。

② 自分の意見を語りすぎる

「私としてはこの活動に大きな課題を感じておりまして…」と持論を展開
→ 副会長挨拶は意見を述べる場ではなく、代理として感謝と協力依頼を伝える場です。

③ 感謝を言わずに終わる

「以上、副会長でした」→ 事務的で冷たい印象を与えます。必ず「ありがとうございます」を入れましょう。

④ 不安を前面に出す

「急に頼まれたので何を話していいか分かりませんが…」
→ 謙虚さは大切ですが、不安をそのまま口にすると会の雰囲気が重くなります。

アレンジ例

副会長挨拶は基本の型で十分ですが、少し工夫するだけで地域の雰囲気に合わせられます。

  • 季節の挨拶を入れる
     例:「春の暖かさを感じる中、お集まりいただきありがとうございます」
     例:「暑い中ご出席いただき、誠にありがとうございます」
  • 感謝の対象を変える
     例:「役員の皆さまには、準備でご尽力いただき感謝申し上げます」
     例:「地域の皆さまの日頃のご協力に心より感謝いたします」
  • 会長の言葉を引き継ぐ形にする
     例:「会長からもお話がありましたが、本年度も役員一同力を合わせて活動してまいります」
  • 行事とセットの場合
     例:「清掃活動のあとでお疲れのところですが、ご参加ありがとうございます」
     例:「防災訓練に続けての総会となりましたが、最後までよろしくお願いします」

まとめ

副会長挨拶は、会長に代わって 感謝・意欲・協力依頼 を伝えるだけで十分です。

押さえるべきポイントは3つ。

  1. 「会長に代わりまして」と一言添える
  2. 出席者への感謝を忘れない
  3. 今後の協力をお願いして前向きに締める

長いスピーチは不要で、30秒〜1分の短い挨拶が一番伝わります。
この記事の文例をそのまま使えば、急に頼まれても安心して副会長挨拶を務められますよ。

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以下の表は、自治会行事の挨拶を目的別にまとめています。

用途に合わせてご覧ください。

1. 会議・役職関連あいさつ
定例・臨時総会定例役員会役員引き継ぎ
会長就任会長退任役員交代
2.式典・表彰・公式イベントあいさつ
受賞コメント送別会・歓迎会防犯研修会
研修旅行
3.地域行事・季節イベントあいさつ
運動会盆踊り大会夏祭り
秋祭り映画鑑賞会餅つき大会
グラウンドゴルフ大会敬老会
4.地域活動・奉仕活動あいさつ
防災訓練清掃活動公園清掃・草刈り
廃品回収
5.会合・親睦会あいさつ
新年会忘年会懇親会
会合挨拶
6.個人対応・自己紹介
急な挨拶対応短い自己紹介被らない自己紹介
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2年間自治会長を務め、役員会や地域行事での挨拶を多数経験。

実はわたし自身、人前で話すのが得意ではなく、いつも挨拶に悩んでいました。
だからこそ「短く・わかりやすく・安心して話せる」文例をまとめています。

同じように困っている方に、少しでも役立ててもらえれば嬉しいです。

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